はじめまして・自己紹介 (院長)
ブログ執筆を始めるにあたり、まずは自己紹介をさせて頂きます。 私は群馬県の出身です。3人兄弟の末っ子だったのであまり親にも怒られず、のどかな子供時代でした。高崎高校を卒業後、予備校に通うため上京しました。お茶の水あたりは当時とはだいぶ様変わりしましたが、駅から坂を下って本屋街に行く雰囲気は変わらず、花の都での夢多き頃を思い出します。
自治医科大学入学後はラグビー部に所属し、6年間グラウンド中心の生活を過ごしました。そのおかげで、卒業後の外科医としての体力勝負には対応できました。大学時代は社会に出るまでの猶予期間(モラトリアム)だと不遜にも考えていたため、学業以外のことを積極的にやってきました。また、社会勉強と称して、様々なアルバイトに励みました。そのため、大学にとっては望ましくない学生であったと思いますが、卒業まで面倒をみて頂いた自治医科大学には心より感謝しています。
大学卒業後は群馬大学第2外科に入局しました。大学病院や関連病院勤務後に、30歳時より僻地診療所長として地域医療に従事しました。僻地勤務は貴重な経験でしたが、当時独身であった私にとってはしんどい時期でもありました。30代半ばより心臓血管外科医を志し、群馬大学、自治医科大学で心臓血管外科の臨床に従事しました。群馬大学在勤中に、外科医としての実力不足を感じ、メルボルン大学の附属病院に臨床修練医として勤務しました。予想通り英会話では苦労しましたが、毎日手術室で過ごす生活は充実していました。また、家族5人で過ごしたメルボルン生活は忘れがたい思い出です。その後、帝京大学(板橋)に移り、2011年より東京都立墨東病院で心臓血管外科の立ち上げを行いました。それで、心臓外科医生活は一段落としました。現在は、内科・循環器科を中心とした一般医療に努めています。
卒業後は外科医としての手術修練に加えて、学生時代の借金―勉強不足を体力で補うべく働いてきました。そんな私の書くブログです。学問的でない、医学以外の話題が多くなることもご容赦下さい。
よろしくお願い致します。
2023年5月1日 石川 進