故郷・群馬の魅力 (院長)

東京のNPO法人「ふるさと回帰支援センター」の窓口で相談した人の移住希望地で、群馬県が初めて1位になりました。かつて、「グンマー帝国」「未開の地」と呼ばれた群馬県に一体何が起こったのでしょうか。今回は、私の故郷・群馬の魅力も含めて記載します。当然、手前味噌になりますがご容赦下さい。

1)移住希望地アンケート 2024

(表はNHKニュースより転載)

年代別でも群馬県は20代以下から50代までの各年代で1位です。

群馬県によると、2023年度に県内に移住した人は1479人で、前の年度から150人余り増えて過去最多となったとのことです(資料1)。

2)群馬へ移住の理由

3)新幹線通勤の利便性

上越新幹線の開業は1982年です。当時、私の出身地高崎の駅周辺には多数のマンションが建設され、東京都内に通勤する会社員の家族が東京から移住してきました。東京の郊外に一軒家を買うよりも、高崎駅近くのマンションの方が広くて安かったのです。ちなみに、高崎駅から東京駅での所要時間は約1時間です。定期券代は当時6万円/月ほど(現在は10万円前後)ですが、やはり会社からの交通費補助は必要です。

4)コロナ後の勤務形態の変化

コロナでテレワークが増え、毎日出社しなくてもよい人達もいます。また、新幹線では確実に座れるため、インターネットでの仕事も約1時間できます。週末は、自宅でのんびり過ごし、車での買い物や自然のある場所での観光も楽しめます。

5)群馬の観光地

①温泉:草津、伊香保、水上など多数の温泉があり、日帰りまたは1泊での観光ができます。(写真は、伊香保温泉の石段)

 

②山と湖:上毛(じょうもう)3山と呼ばれる榛名山、赤城山、妙義山があり、高崎、前橋からは車で1時間圏内です。それぞれには湖があり、夏場は湖畔に車を止めて昼寝もできます。春の桜、秋の紅葉では、上毛3山、伊香保温泉、吾妻渓谷(あがつまけいこく)などが有名ですが、近隣の公園でも十分楽しめます。

(写真は、榛名湖と桜)

 

③遠出をすれば:尾瀬、谷川岳や白根山への観光がお勧めです。また、軽井沢は高崎から新幹線で20分、車で1時間半なので、ショッピングや夏の避暑に行け

ます。(写真は、尾瀬ケ原)

おわりに

・私が群馬から都内の病院に転職したのは2004年です。もちろん、自然が多く、交通至便なのは理解して居ましたが、群馬が移住希望地1位になることなど当時は想像できませんでした。インターネットの普及やコロナ後の勤務形態変化が影響したと理解していますが、故郷が一番になったのはやはり嬉しいです。

・群馬には「上毛かるた」という群馬県の歴史や観光地にちなんだかるたがあり、小学生の頃から毎年正月の定番でした。他県にはこのようなかるたがないことを大人になってから知り驚きました。ちなみに、上毛とは群馬県の旧名(上野国、かみつけの国)にちなんだ呼び方です。

資料

1)令和5年群馬県移動人口調査結果(群馬県ホームぺージ)

2)日本全国都道府県別の消費者物価地域差指数(2023年、総務省)

 

2025年3月30日

石川 進