ごあいさつ・徳洲会さいたま記念病院として
2024年12月1日より当院の運営母体が医療法人徳洲会に変更となりましたので、改めてご挨拶させて頂きます。
当院では、地域の要請にこたえるべく、救急医療、急性期医療、回復期リハビリテーションから慢性期医療に至るまで幅広く診療を行ってきました。
この運営方針は今後も継続されます。
徳洲会のご紹介
徳洲会は1973年に開院した徳田病院から始まり、現在は全国で100を超える病院やクリニックを設置している日本最大の民間病院グループです。
徳洲会は「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会の実現」を目指しています。
徳洲会の理念
◎生命を安心して預けられる病院
◎健康と生活を守る病院
*理念の実行方法
・年中無休・24時間オープン
・入院保証金・総室(大部屋)の室料差額冷暖房費など一切無料
・健康保険の3割負担金も困っている人には猶予する
・患者さまからの贈り物は一切受けとらない
・医療技術・診療態度の向上に絶えず努力する
当院の救急対応
当院は徳洲会の理念である救急患者さんを断らない病院を目指します。まずは患者さんを受け入れて診察することから始めます。二次救急医療機関である当院ですべての検査・治療が完結するわけではありませんが、必要時には受け入れ先の三次医療機関などを探すという方法をとります。「断らない救急」が第一と考えています。
今後の運営に関して
現在の診療体制が継続されるため、患者さんへの影響は最小限にとどまります。病棟も現状通り、急性期一般病床、回復期リハビリテーション病床、医療療養病床として運営します。
今後は体制の強化と設備の充実を図り、地域の中心的な病院になりたいと考えております。近隣の先生方との協調や情報共有に基づいて、地域全体としてのより良い医療にスタッフと共に貢献できるよう努めます。
私は自治医科大学を卒業し、僻地診療所の所長として勤務した後に、心臓血管外科医として手術や救急診療に携わってきました。その間、一貫していだいてきたのは、患者さんに頼りにされる医師・医療施設でありたいという思いです。至らぬ点も多々あることと思いますが、その都度ご指摘を賜れば幸いです。
2024年12月
病院長 石川進