昨夜、地方にある市の医療体制整備の会議に出席しました。
その市の人口当たり医師数は当該県平均の約1/2、全国平均の約1/3です。
多くの人の意見を聞きながら、全国の医療過疎地域に共通する課題に直面していると感じました。
私は以前から、地域ごとに差はあるものの、共通の考え方があってもよいように思っています。
1)その地域・その病院の魅力を高める。
2)医療人は己のベストを尽くす。
3)組織内・地域内で互いに助け合う。
4)周辺と協力する。
5)他人を非難しない。
6)自己中心的にならない。
7)住民を巻き込む。
8)住民に理解を求める。
9)住民の健康意識を高める。
難しいと思うのは5)と6)です。
苦しいとき、辛いときは、誰か・何かを非難しがちです。建設的な反論であればよいのですが、建設的かどうかの判断は微妙なことがあります。
自己中心的になるなと言っても、最後は自分です。「好きな道を歩みなさい」という教えと必ずしも合いません。
それでも、と思うのです。