先週末、ボランティアの皆様による恒例のクリスマス歌唱が病棟でありました。
コロナ禍の中、合唱隊の受け入れをどうするか迷いましたが、条件を付けてお願いしました。
合唱隊にはマスクを着用していただきました。各階のエレベーター前で歌うのは例年通りですが、患者さんは一部を除き各部屋で聴いてもらいました。
私はナースステーションで電子カルテに向かいながら歌声を聴きました。
聖しこの夜、諸人こぞりて、慈しみ深き・・・。
ポピュラーなクリスマスソングや賛美歌の美しい歌声が心地よく背中に響きました。
I wish you a Merry Christmasの日本語歌詞の中で「幸せが来るように」のフレーズが繰り返されていました。
そうだよね。
幸せが来るように、幸せが来るように、幸せが来るように・・・。
新型コロナで始まり、新型コロナで終わる1年でした。
今日12/29は当院の御用納め。
昨夜は遅くまでコロナの対応に追われました。
重症感のある患者さんの搬送をお願いしました。
必死に調整してくださった県の担当者、引き受けてくださった赤十字病院、搬送してくださった救急隊員、一丸となって奔走してくれた当院の職員たち。似たことが3ヵ月前にもありました(2020/11/1ブログ)。
感謝の念でいっぱいです。
「元気に戻って」の願いとともに患者さんを送り出したあと、外来看護師一同からいただいたチョコレートをひとつ、口に入れました。
こんな美味しいものをもらえば、やるしかない。
来年こそ皆様に幸せが来るように願ってやみません。