当院における新型コロナウイルス院内感染について

先週末、当院の職員1名が家庭内感染により新型コロナウイルス感染症に罹患していることが分かりました。当該職員が発症前に関わった患者様11名を念のため濃厚接触者扱いとしてPCR検査を実施しました。その結果、1名が陽性、10名が陰性でした。陽性の1名は当初無症状でしたが、その後、有症状となりました。幸い軽症で済んでいます。しかしながら、陽性患者様の同室者が新たに濃厚接触者扱いとなり、PCR検査を受けて頂きました。追加のPCR検査での陽性者は今のところみられていません。陰性となった濃厚接触者はそれでも最終接触から5日間の隔離を余儀なくされています。

今回、小規模とは言え新型コロナウイルスの院内感染が生じてしまいました。多くの患者様にご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。1名の陽性者におかれては速やかなご回復を願っているところです。

感染の主たる現場となった回復期病棟では現在、新規入院を中止しています。院内感染の拡大のないことが確認できれば、今週木曜日(12/22)に回復期病棟の新規入院を再開する予定です。
なお、外来および回復期病棟以外の病棟での診療は現在も通常通り行っております。

ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。