2018年2月、茨城にいたとき、フリースタイル リブレ®️(アボット)を同級生の医師に教えてもらいました。翌月から個人購入し、以後今日まで1日も欠かさず血糖値を記録し続けています。ステロイド内服で高血糖になることは1年前のこのブログで報告しました(2019/9/5・9/20)。血糖を持続的に観察すると、食事量・食事内容とともに運動量が大きく関係することが分かります。知識としてはすでに分かっていても、自分の体でそれを確かめると、自然と運動に身が入ります。
一方、食事量が一定だと、過度の運動は体重を落とします。これも理屈では分かっていました。しかし、数字やグラフで表されると実感が湧きます。
この2年半の記録をお見せします(歩数は2018/4/14、体重は2018/4/2測定開始)。体重は入浴直前の裸の状態で測っています。泊まりがけの出張では体重データは欠如しますが、それでも98%の記録率です。運動量は万歩計による歩数で表しました。歩数の記録率は100%です。
初めの3ヵ月は、可能な限り1日1万歩以上を心がけました。体重はどんどん減り、病気かと思われるほど痩せました。耐糖能異常のために、総エネルギーに占める炭水化物のカロリー量を40%としていましたので、運動量に見合うだけのカロリー摂取はできませんでした。そこで、無理な運動は止めて、病院内の診療活動で動き回ること(エレベータは使わず常に階段)、これに加えて散歩を適宜心がけること、としました。すると体重は徐々に戻ってきました。
2019/4埼玉に引っ越し、通勤は電車利用を基本としました。1日およそ7000 – 8000歩になり、ときには1万5千歩を超えることもありました。体重は少し減ったもののほぼ一定でした。血糖値も安定し、HbA1cは6.0%前後を維持しました。
今年2月以降、新型コロナの流行とともに電車通勤をやめ、自家用車利用となりました。これにより1日の歩数は5000歩前後、多くても8000歩止まり。1万歩を超えることは皆無となりました。休日は外出を自粛することが多いため1日1000~2000歩ということもあります。
体重はそれに伴い、徐々に上がっているのが今の状況です。
次回は、フリースタイル リブレ®️による血糖検査のデータをお示しします。