昨日、自治医科大学(自治医大)附属さいたま医療センターの地域医療連携部を訪ね、当院との連携について話し合ってきました。
さいたま医療センターは2014年に地域がん診療連携拠点病院、2016年に救命救急センターの指定を受け、
超急性期病院および高度機能病院としてますます発展し、地域の「最後の砦」となっています。
私たちの病院からも多くの患者さんをお願いしています。
一方では、超高齢化の影響で様々な合併症を持ったお年寄りのがんや救急疾患が増え、自治医大だけではとても対応しきれなくなっています。
一定期間の治療を受けたあとは私たちの病院が引き受けていってあげないと、自治医大としては本来の機能が発揮できなくなってしまうということです。
私たちもただ引き受けるのではなく、適切な治療、看護、栄養、リハビリテーションを駆使し、ソーシャルワーカーの力も借りて、元々のお住まいに戻してあげるのが大切だと思います。
たとえそれが叶わなくても、そうした努力をすることがやはり大切なのだと思います。当院ではそれが行われていることも説明してきました。