ある患者さんが自分の手の写真を届けてくださいました。
1年前と今だそうです。
1年前は抗がん剤を使い続けていました。手の皮膚が黒ずんでいました。
半年前に術後1年が経過し、検査を受けたところ再発はみられませんでした。担当医は「抗がん剤終了」と言ってくれました。
抗がん剤終了から半年。手がこんなに綺麗になりましたよ。
写真から嬉しさが伝わってきました。許可を頂いたので皆様にもお見せします。
今の手の向こうに蕎麦(ソバ)の白い花が写っています。ご自宅の蕎麦畑とのこと。蕎麦の花の花言葉は、「懐かしい思い出」、「喜びも悲しみもあなたを救う」、「幸福」。
辛いときがあったけど、希望を捨てずに生きてきた、今は幸せ。
花言葉とともに心のうちを知らせてくださいました。
お便りは次の言葉で結ばれていました。
「元気でいてくれる家族、友人、また元気を取り戻せることに、お元気な先生に、元気な皆さんに、まだまだ元気な私にありがとう。心から感謝しております」。