昨年のクリスマスイブ、左結膜下出血に見舞われました。20年ほど前から数えると何度目かになります。記憶にある限り左目だけのように思います。
結膜下出血の原因は不明なことが多く、放置しても大丈夫と昔から眼科医に言われています。今回の出血源は内側の結膜下です。左目の内側から外側まで角膜部分を除いて真っ赤になりました。いつもの出血と考え経過観察としました。痛みや痒みはありません。視力も変わりません。
年末から正月明けにかけて数日出勤しましたが、私の結膜下出血を病院の看護師も事務職員も誰ひとり指摘してくれませんでした。見つめられることもないので気づかなかったのかもしれません。気づいても言わなかったのかもしれません。妻が気づかなかったのは明らかです。小学6年の孫の女の子だけが年末の家族パーティのとき「オーパ、どうしたの?」と心配してくれました。
原因不明ではありますが、たぶん目をこすったからだと思います。寝不足でときどき目が痒くなることがあります。瞼の上から強くこする癖が私にあります。
左結膜下出血から3週間経っても内側の結膜は白くなりません。血走った目です。じっと見つめていると、隣の黒目つまり水晶体が濁って見えました。加齢性変化だと言ってしまえばそれまでです。ため息が出ました。でも、と気を取り直しました。見えればいいじゃないか、と。
ならば、記録に残そうと思い、親族の新年会にやって来た眼科医の姪に診察がてらスマホで目を撮影してもらいました(図左)。クリニックに行けば綺麗な写真が撮れるとのことでしたが、無理は言いませんでした。送られて来たスマホの写真は解像度が今ひとつ。血管の1本1本が見える写真を自分で撮れないものかと思い、手持ちの接写カメラを駆使してやっと自撮りできたのが図右です。
血走った白目、濁った黒目。
目をいたわりながら今年も頑張りたいと思います。