概要

さいたま記念病院栄養管理室では、治療の一環となる食事療法・栄養療法について、入院食の提供や入院中の栄養管理、入院・外来による栄養食事指導等により支援しています。
当院は直営給食施設であり、入院食は1階厨房にて当日調理を行っており、大量調理マニュアル(厚生労働省2017年6月16日最終改正)に則り、安全でおいしい入院食の提供に努めています。

食事・栄養の分野においては、数多くの情報が日々発信されていますが、真偽の不確かな情報も氾濫しており、各種疾病の治療に必要な情報の取捨選択をする事は容易ではありません(例：野菜ジュースはビタミン・ミネラルが豊富だから飲むべきとの広告があっても、実は糖分を多く含む事は広告内に載っていないなど)。

また近年では、いわゆる生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症等)の治療における各種食事制限等が話題になる事が多いですが、年齢や体格・疾病の程度・食生活状況等を加味し、生活習慣病の既往があっても食事制限をするのではなく、むしろしっかり食べる事が予後を改善するという研究報告もあり、個別に評価・栄養管理・栄養相談をさせていただく事の重要性が高まってきています。

食事療法においては、大衆向けの情報を鵜呑みにするのでは治療効果は少なく、個別の食習慣や体質等の影響を加味し、個人に合わせたオーダーメイドの食行動変化をもたらす事が治療効果を最大限に得るために必要であると考えられます。是非一度当院で栄養指導を受けてみませんか？当院の担当医にご相談下さい。

理念　　：安心・安全な食事提供と、オーダーメイドの栄養管理
基本方針：・個別の病態に対応した食事提供をし、食事療法という治療を実践する
・医療人として、正確な情報を提供するために知識・技術習得を目指す
施設基準：・入院時食事療養費(Ⅰ)
病床数　：・回復期リハビリテーション病棟　55床
・療養型病棟　40床
・一般病棟　　104床

部門案内メニューへ戻る　　　　　TOPへ戻る